2019年から設置工事が進められていた鳥飼大橋(大阪中央環状線)北行きの歩道が開通しています。
鳥飼大橋北行きの現在の橋は2010年度に開通しましたが、車道のみの暫定的な状態だったため、淀川の対岸に向かう歩行者は南行きの橋まで大きく迂回する必要がありました。
今回10年遅れで歩道が開通したことにより、架け替え工事が全て終了した形です。
歩道の完成前後の様子を比較したいと思います。
↑工事中の様子を見ると、橋桁を追い越し車線側(旧橋の跡地)に広げる工事が行われているのが分かります。
↑完成後の様子がこちら。車道が右側にずらされ、左側の空いたスペースに歩道(幅2.8m)が整備されました。
歩道と車道の間にフェンスが設置されるとともに、歩道内には自転車の通行帯を示す白線が書かれています。
守口市側、摂津市側の2か所には淀川を眺めることができるバルコニーも。
歩道からは近畿自動車道に設置された大型の電光掲示板や、
日本一高い観覧車「Redhorse OSAKA WHEEL」(レッドホース オオサカ ホイール)も見ることができました。
大阪府の公式サイトによると、完成した橋は長さ554m、幅16.25m。1日に約8万7千台(2015年度)が通行しているとのこと。
【地図】
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