寝屋川市内各地にあった京阪電車の格安切符の自動販売機が撤去されています。
回数券の発売が2020年12月末に終了したのに伴い、回数券を切符としてバラ売りしていた格安切符の自動販売機にも影響が出た模様です。
まずは寝屋川市駅周辺の様子を見ていきたいと思います。
寝屋川一番街商店街には2か所(真ん中付近、ダイアナ前)ありましたが、
いずれも撤去されています。
ベル大利商店街(万代寝屋川店の近く)にあった自販機も、
ご覧の通り。
続いて香里園駅周辺の様子を見ていきたいと思います。
香里ダイエー本通商店街には理容院「パパス」の前などにありました(コカコーラの自販機の左側)が、やはり撤去されています。
香里本通町のオレンジ色のもの(フレスト香里園店の東向かい)はまだ残っていましたが、
在庫がなくなり次第販売を終了するとのこと。
回数券は特定の金額の切符を11枚以上セットで販売するもので、10枚分の金額で購入できたため、便利なICカード(ICOCA、PiTaPa)が普及した後も一定の需要がありました。
〈発売を終了した回数券の種類〉
・普通回数券(切符10枚分の金額で11枚使用可能)
・時差回数券(切符10枚分の金額で12枚使用可能)
・土・休日割引回数券(切符10枚分の金額で14枚使用可能)
京阪電鉄は回数券の廃止に伴い、代替措置として2020年12月1日からICOCAのポイント還元サービスを開始しています。
回数券をまだお持ちの方は使用期限の3月末までに使用するとともに、新しいサービスの利用も検討してみては。
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