家電大手メーカーの事業所があった「パナソニック本社南門真地区」の解体工事がだいぶ進んだ状態になっています。
約14万㎡にも及ぶ広大な敷地には主にパナソニックのAV機器部門が入り、約4000人の従業員が勤務していました。
三井不動産への売却が発表されたのは2015年のことで、土壌汚染が見つかった影響により一度凍結されましたが、その後開発計画が再始動した経緯があります。
事業所の跡地がある場所は、門真市駅の南側約700mの地点です。
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国道163号線と中央環状線(近畿自動車道)に面した立地です。
※国道163号線の大阪市内方面を向いて撮影(写真左)
※国道163号線から撮影
※中央環状線の池田方面を向いて撮影(写真右)
跡地に建設されるのは、一番最初の発表通り三井不動産の大型商業施設(「ららぽーと」ブランドが有力)です。
2020年11月に設置された現地の看板によると、敷地がA(商業施設、立体駐車場)、B(共同住宅)、C(商業施設、ガソリンスタンド)、D(事務所)の4ゾーンに分かれる模様です。工事の予定期間は2020年12月21日から2022年10月31日までの約2年間。
実際にこの場所で「ららぽーと」が開業すれば、大型ショッピングモールとなるのは間違いなさそうです。
2015年に計画が持ち上がった時と比べると、イオンモール四條畷が開業するなど状況は変化しているものの、寝屋川市民にとってインパクトのある話題なのではないでしょうか。
工事に大きな進捗があれば、再びお伝えしたいと思います。
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