寿町(香里園方面)の京阪電車の線路沿いに更地が4カ所ほどできていました。
場所はトップワールド香里園店前から狭い路地を南の方へ行ったところで、1カ所目は国道170号線の高架をくぐったところです。
ご覧のように道路と線路の間にフェンスで囲まれた更地ができています。
フェンスには京阪本線連続立体交差事業の用地であることを示す張り紙が掲示されていました。
2013年に行われた説明会の資料によると、線路の両側には幅6mの環境側道が建設される予定になっています。
※配布された資料から引用
※配布された資料から引用
※配布された資料から引用
そのため、線路の両側に用地の取得が必要になります。
続いて2カ所目です。
いずれも1軒屋を取り壊したという感じで、京阪本線連続立体交差事業の予定地であることを示す張り紙が掲示されていました。
踏切を渡る道路の向こう側(おそらく私道?)に続く砂利道もフェンスで囲まれたような敷地が見えますが、住所的には田井西町になります。
最近枚方市内にある京阪電車の線路沿い(主に光善寺駅周辺)で急に更地が増えてきた印象ですが、寝屋川市内でも事業が進んでいるみたいです。
連続立体交差事業は2013年12月に国土交通省から事業認可され、2029年に完成する予定になっています。事業延長は約5.5km(うち、寝屋川市域は約2.1km)にも及ぶため、交渉の済んだ所は今から買収を進めていかないと間に合わないのだと思います。(事業認可から約3年たったとはいえ、枚方市駅~寝屋川市駅間にある全ての用地を買収するのはかなりの時間がかかりそうです。)
京阪本線連続立体交差事業の詳細について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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