寝屋川市役所が2020年4月に窓口改革の1つとして導入した窓口専門職員「接客のプロ」を今年も募集すると発表しました。
寝屋川市では「『お役所仕事』を卒業します」をテーマに様々なサービス改革(開庁時間を8~20時に拡大、繁忙期ごとに変わる可変型窓口・窓口予約の導入など)を進めていて、市民に寄り添う高いサービス品質を実現するために導入されたのが「接客のプロ」です。
「接客のプロ」は、接客技術の高い人材(航空、ホテル業界、旅行会社出身者など)を窓口のリーダーとして登用したり、ホスピタリティーの高い人材(サービス業の経験者)をオーディション方式で採用したりしているのが特徴です。(1期生は12人)
※資料写真(2020年4月の就任式)
今回募集するのは2021年4月から勤務する2期生で、募集概要は以下の通りです。
・応募期限:12月17日(木)17時30分
・採用人数:5人以内(予定)
・年齢:18歳以上
・勤務内容:市役所での来庁者の案件に応じた総合案内、フロア案内、各種相談等
・試験内容:第1次試験(動画録画によるインターネット面接)、第2次試験(オーディション、個別面接)
勤務は窓口開庁時間(8〜20時)にあわせ、原則完全フレックスタイム制。年収は経歴・経験に応じて約380〜500万円で、勤務実績に応じて正規職員への登用制度があるとのこと。
「接客のプロ」は、縦割り業務を廃したワンストップの窓口サービスを提供するだけでなく、市民の声を聞く「公聴」の役割も期待されているようです。
募集について詳しく知りたい方は、寝屋川市の公式ホームページをご覧ください。
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