大型スーパー「ロピア 寝屋川島忠ホームズ店」で行われている生産性対策が専門家の記事を集めたwebサイト「マイベストプロ」で取り上げられています。
関東地方を地盤とするロピア(本社:神奈川県川崎市、公式ホームページ)の関西1号店が寝屋川市に進出した時は行列ができるなど話題になりましたが、専門家も注目していたようです。
今回の記事を書いたのは小売業界のコンサルタントをしている新谷千里さん(有限会社サミットリテイリングセンター)で、生産性(ローコスト・オペレーション)という観点からロピアの戦略について考察しています。
その記事によると、ロピアの主な特徴は以下の通りです。
・生鮮品の売り場は大容量のパックが多い(小分けの商品が少ない)
・営業中に商品の補充はあまり行わない
・青果売り場は店内に作業場がある
・チラシの掲載品目が少ない
・レジの支払いは現金のみ、カートの使用には100円のデポジットが必要
出典元:関西ロピアの独自の生産性対策を読み取る 超繁盛店の特異なローコスト・オペレーション(マイベストプロ、2020年10月14日)
ロピアは「チラシにお金をかける」「1人暮らし世帯でも買いやすいように小分けで販売する」ことが多い他店舗とは真逆の戦略を取っており、そのことが生産性の向上に結びついているのだとか。
記事ではロピアの取り組みだけでなく、周辺店舗(アルプラザ香里園、ライフ香里園店、万代香里西店)の売り上げの変化などにも触れており、寝屋川市民が読むと興味深いです。
先日「アルプラザ香里園がロピアの進出に対抗して改装を行った結果、売上が15%アップした」と書かれた記事を当サイトで紹介しましたが、その記事と併せて読むとお互いの戦略の違いについて知ることができるのではないでしょうか。
関心のある方は元の記事を読んでみてください。
【地図】
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※「YT」さん、情報提供ありがとうございました!