小路南町で行われた高宮ポンプ場整備事業の起工式。旧国道170号線の地下に向けてシールドマシンが間もなく発進!

寝屋川市の浸水被害の軽減を図るために事業化されている高宮ポンプ場整備事業の起工式が2月15日(木)、小路南町で実施されました。

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この事業は、旧国道170号線の地下を通る雨水幹線と讃良川に排水するポンプ場を整備することで、地盤が高い地域(高宮の丘陵地)から低い地域(旧国道170号線と寝屋川に囲まれた地域)への雨水流入を防ぐものです。

雨水幹線の事業区間は秦町(秦北口交差点付近)から小路南町(高宮ポンプ場)までの約1.8km。
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今回の起工式は、地下で雨水幹線を掘り進むシールドマシンが間もなく発進するのを記念して、高宮ポンプ場の建設予定地(下の写真左奥)で実施されました。
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国道170号線と第二京阪道路の交差点にほど近い現地(小路土地区画整理事業の一角)では、式典用のテントが用意されていました。
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11時になると、式が始まりました!
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最初の挨拶は、北川法夫市長です。お祝いの言葉とともに、浸水対策事業として効果があることなどを市の立場からアピール。
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2人目以降は寝屋川市議会議長や地元選出の肥後洋一朗府議会議員らが続きます。
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国土交通省水管理国土保全局下水道部長や大阪府副知事(松井知事の代理)も話をします。

国土交通省の部長は情報提供などのソフト対策とともに今回の事業をハード対策として位置付けていることなどに触れていました。大阪府の副知事は2025年に大阪万博の誘致を進めていることにも絡めていましたかね。

残りは来賓の方々を司会の方が順番に紹介です。1人ずつ起立して頭を下げて「おめでとうございます」と挨拶していきます。
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来賓の紹介が終わると、寝屋川市から事業の紹介が行われました。

今回の事業は、親シールドの機内に子シールド機を内蔵したシールド機が使用されます。
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親子シールドマシンを採用することにより、トンネルの直径が変化する地点で中間立坑やシールドマシンの入れ替えが不要になるメリットがあるとのことです。

(他にも詳しく説明したいのですが、時間がないので本日の夜にまた加筆します。)

事業の説明が終わると、くわ入れとくす玉割りが行われました。
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エイエイ、エイ!でくわ入れともにくす玉が割られます。
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最後に寝屋川市の上下水道事業の管理者が「無事故で安全に進めたい」と挨拶。起工式は1時間ほどで終了しました。

式の後にはシールドマシンが発進する立坑を見学することができました。
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これから秦町に向かって掘り進めていきます。

整備のスケジュールとしては、秦高宮雨水幹線建設工事が2016~2019年度、高宮ポンプ場の建設工事が2018~2021年度となっています。総事業費は約89億円。

完成すれば54.4mm/hの降雨(10年確率)に対応できるみたいですよ。

【地図】

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