摂南大学の助教授や、大阪市立大学大学院の教授らが所属する研究グループが、「夜間照明」が都市に生息する昆虫の冬眠を妨げていることを証明したみたいです。
この研究グループに所属しているのは摂南大学・理工学部生命科学科(寝屋川キャンパス)の向井歩助教授。
今回明らかにした内容について、ハエの一種を実験対象種にしたんだそう。一般的な昆虫は夜が長くなることで秋の訪れを察知して冬眠の準備に入るのですが、都市部の街灯など夜の明るさに影響を受けることで、「冬眠に入る時期を勘違いしてしまうのでは?」という仮設を立てた上で実験を行ったみたい。
その結果、都市部では街灯など夜の明るさのほか、ヒートアイランド現象の影響なども受けることで昆虫の冬眠が妨害されたり、時期が遅くなったりしていることを証明したとのこと。
そのほか、摂南大学の発表ではもっと詳しいことが書かれていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。
【地図】摂南大学寝屋川キャンパス(本部)
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※「7Nan」さん、情報提供ありがとうございました!