摂南大学陸上競技部のヘッドコーチに元北京五輪代表が就任してる。女子陸上競技部発足を見据えた強化策。セレクションも

摂南大学陸上競技部のヘッドコーチに元北京オリンピック代表の竹澤健介氏(35歳)が就任しています。

大学の発表によると、女子陸上競技部の発足(2023年4月を予定)と女子駅伝大会出場を目指した強化策で、本格的な「女性アスリートの育成」に着手するということです。

竹澤健介氏は兵庫県姫路市出身。早稲田大学やエスビー食品などで競技した経験を持つ長距離種目の元陸上競技選手です。(Wikipedia

早稲田大学時代には北京オリンピック(男子5000m、10000m)だけでなく、箱根駅伝(3年連続区間賞)や世界陸上大阪大会(男子10000m)にも出場しました。

※左から女子部監督、ヘッドコーチ、顧問

摂南大学では専任講師に着任し、講義を通じて一般の学生にも自身の経験を伝えていくということです。

長距離種目の強化策として、4月3日には女子長距離種目の新たな才能を発掘するためのセレクションが実施され、高校の授業でも採用されている「新体力テスト」のメニューを行いました。

1種目目は上体起こしです。30秒間にどれだけ腹筋運動ができるかを測定します。

2種目目は砂場で行われた立ち幅跳びです。通常より良い記録を出し、陸上競技部員を驚かせていました。

3種目目は瞬発力を測定する反復横跳びです。

最後には徐々にペースアップする「20mシャトルラン」(Wikipedia)で持久力を試している様子でしたよ。

摂南大学では陸上競技用のトラックを備えた東グラウンドが2020年に完成しましたし、陸上競技部員が練習に打ち込める環境が整っていると言えそうですね。

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