大阪府警が2021年1月〜4月の特殊詐欺発生状況を5月27日(木)に発表しました。
オレオレ詐欺、預貯金詐欺、架空料金請求詐欺、還付金詐欺などの認知件数(372件)と被害金額(約6億9000万円)をまとめた速報値で、それらの被害状況が分かるものとなっています。
それによると、市町村単位の発生状況は以下の通りです。
<特殊詐欺認知件数>(2021年1〜4月)
・大阪府全体:372件
・大阪市:125件(阿倍野区20件、旭区・北区11件、東淀川区9件など)
・枚方市:32件
・堺市:30件
・寝屋川市:23件(1月:5件、2月:10件、3月:8件、4月:0件)
・吹田市:18件
・高槻市:15件
・八尾市:14件
・豊中市:13件
・東大阪市:12件
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・守口市:8件
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・門真市:5件
寝屋川市は大阪府内で4番目の認知件数となっており、2月は10件発生したようです。4月は0件となるなど、月ごとのバラツキも見られます。
大阪府全体では昨年並みの認知件数(1%増)で、被害金額では13%減とのこと。
特殊詐欺全体では被害者の91%が高齢者ですが、架空料金請求詐欺では39%が64歳以下となっているようです。
身の回りでこれだけの特殊詐欺被害が起こっていることを考えると、より身近に感じるのではないでしょうか。
被害に合わないためにも、日頃から注意するようにしたいものですね。
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