寝屋川市在住のレーサー・大島和也さんがメンバーとして参戦した「TRACY SPORTS with DELTA」が、8月1日(日)に大分県のオートポリスで行われた「スーパー耐久シリーズ2021 第4戦」のST3クラスで優勝しました。
「スーパー耐久」(公式ホームページ)は、市販車を改造した車両によって行われる自動車レースで、長時間(決勝は約5時間)を複数のドライバーが交代しながら運転します。(ST3クラスは排気量が2001〜3500ccの後輪駆動の車が出場)
今回大島さんのチームは7月31日の予選をトップで通過して、決勝を一番前のポジションからスタート。途中に抜かれて2番手の状態が長く続いていましたが、残り2分32秒で大島さんがトップに出て、そのまま優勝することができたのだとか。
〈決勝の結果〉
※スーパー耐久の公式ホームページより
・1位のチーム:104周、5時間03分42秒230
・2位のチーム:104周、5時間03分43秒653
・3位のチーム:103周、5時間03分07秒374
・4位のチーム:102周、5時間02分35秒070
・5位のチーム:102周、5時間03分23秒189
・6位のチーム:73周、3時間58分56秒588(完走できず)
レースの様子は、以下の動画からご覧いただけます。
大きな分岐点を迎えるのが、動画の再生時間基準で6時間49分52秒の部分(下の写真)です。
トップの車(緑のクラウンRS)がピットから本線に入ってきたところを大島さんが運転する車(白いレクサスRC)が捉えます。(赤いランエボは別のクラスの車)
トップの車を真後ろで追尾する状況がしばらく続きますが、相手が体制を崩したのを見計らって右側のインコースから抜き去り(動画の7時間04分56秒ぐらい)、そのままフィニッシュすることができたようです。
大島和也さん(公式ホームページ)は個人で出場した2021年のヤリスカップで2連覇していますが、今回も結果を残した形です。
「スーパー耐久シリーズは車種が決まっていないので、燃費なども出場者の車によって異なります。そのためガソリンの給油回数やタイヤ交換の回数を考えることも重要です。」
「スーパー耐久シリーズに勝てたことにより、シリーズランキングのトップになりました。2年連続シリーズチャンピオンが見えてきているので、頑張りたいです。」
「もし応援してくださる方がいらっしゃったら、サポーターになることも検討していただければ。」とのこと。
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