寝屋川市が市立中央図書館の図書を市立小中学校へ定期的(月1回)に配送する「学校図書館図書配送事業」を1月中旬から開始しました。
中央図書館を市内の図書館ネットワークの中核として活用する施策の1つで、市立図書館と学校図書館の図書の垣根をなくすことにより、学校図書館の図書の新鮮さを保つ効果が期待できます。
事業の概要は、以下の通りです。
・配送:中央図書館から全市立小中学校
・頻度:月に1回
・図書の冊数:各学校に約100〜200冊
・図書の内容:テーマに沿った図書を配送し、その図書を活用した「企画展」を開催
・テーマ例:SDGs、防災学習、キャリア教育など
・貸し出し:可能(1か月)
各学校へ配送する図書の冊数は、1回あたり約100〜200冊です。様々なテーマの図書を配送し、その図書を活用した「企画展」を開催することにより、教科学習や調べ学習にも活用できるのだとか。
これまでも学校の希望により中央図書館の図書をまとめて貸し出す「団体貸出し」の制度がありましたが、この事業が導入されたことにより、多くの図書が定期的に配送できるようになったみたいですよ。
寝屋川市駅前の中央図書館は、市立総合センターから移転する形で2021年8月に開館した図書館です。
駅前の立地で利用しやすくなっただけでなく、これまでの図書館にない「落ち着きのある空間」が支持されています。
中央図書館は今後も市民が1冊でも多く図書に触れるための取り組みを行っていくとのこと。
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