10月1日に実施される予定の消費増税(8%⇒10%)に伴い、京阪電鉄やJR西日本などの鉄道会社が増税後の運賃(普通運賃、定期運賃など)を7月2日、国土交通省に申請しました。
普通運賃の場合、据え置きになる区間と改定される区間があり、全体として約2%(京阪は1.852%)価格転嫁される形です。
新しい運賃の申請内容は、以下の通りです。
①京阪電鉄
・1~3km:150円⇒160円
・4~7km:210円⇒210円
・8~12km:270円⇒270円
・13~17km:310円⇒310円
・18~22km:330円⇒340円
・23~28km:350円⇒360円
・29~34km:370円⇒380円
・35~40km:390円⇒400円
・41~46km:400円⇒410円
・47~52km:410円⇒420円
・53~54km:420円⇒430円
京阪の場合、4~17km以外の区間が全て10円引き上げられます。(4~17kmが据え置きの理由は、2014年4月の増税時に初乗り運賃以外全て10円値上げされたことと関係していそうです。)
寝屋川市内から大阪市内に向かう際には、乗車する駅にもよりますが据え置きのケース(京橋駅下車など)と高くなるケース(淀屋橋駅下車など)の両方が発生すると思われます。(詳しくはこちらの資料をご覧ください。)
JR西日本の電車特定区間(私鉄と競合する京阪神地区など)も京阪とほぼ同じような改定の仕方です。
・1~3km:120円⇒130円
・4~6km:160円⇒160円
・7~10km:180円⇒180円
・11~15km:220円⇒220円
・16~20km:300円⇒310円
・21~25km:390円⇒400円
・26~30km:460円⇒470円
・31~35km:550円⇒560円
・36~40km:640円⇒650円
・41~45km:710円⇒730円
・46~50km:800円⇒810円
・51~60km:920円⇒940円
初乗り運賃と16~40kmが10円(41~45kmと51km~は20円以上)高くなります。
寝屋川公園駅から大阪市内の中心部(京橋駅や北新地駅)に向かう場合、300円から310円に。大阪駅に向かう場合は400円必要になる模様です。(詳しくはこちらの資料をご覧ください。)
③京阪バス
京阪バスでは、270円以上の区間の運賃が引き上げられます。
大阪地区の運賃改定は、以下の通りです。
・1区:230円⇒230円
・2区:260円⇒260円
・3区:280円⇒290円
・4区以降:20円加算
京阪バスの発表内容を詳しく知りたい方はこちらの資料をご覧ください。
暮らしに影響がある消費増税ですが、これから色々と値上げの動きが出てきそうですね。
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