JR西日本が大阪環状線・桜島線(JRゆめ咲線)で提供している「リアルタイム混雑状況」の対象路線を拡大すると発表しています。
同社の列車走行位置サービスにおいて車両のリアルタイムな混雑状況を確認できるというもので、コロナ禍における時差通勤の促進や混雑回避の取り組みの1つです。
発表(pdfファイル)によると、対象路線や案内される情報などは以下の通りです。
(1)対象路線
・北陸本線(一部)
・湖西線
・東海道本線・山陽本線・赤穂線(一部)
・片町線(学研都市線)
・JR東西線
・福知山線(JR宝塚線、一部)
・大阪環状線、桜島線(JRゆめ咲線)
・阪和線、関西空港線
※混雑状況を取得できる装置が搭載された車両から順次提供を開始
(2)新たに案内する情報
・号車ごとの混雑状況
・車両設備(車いすスペース、ベビーカースペース、Wi-Fi、トイレ)の有無、車内温度
・弱冷車および女性専用車等の位置、編成両数、併結位置
(3)サービス開始予定日
・2022年2月末
対象路線は片町線(学研都市線)やそれに乗り入れる路線系統、阪和線系統などです。列車の走行位置や号車ごとの混雑状況だけでなく、車両設備などの情報も取得できるのだとか。
電車が遅延した時や混雑を回避したい時に使えるだけでなく、車いすの利用者などにとっても便利なツールと言えそうです。
サービスは2月末から順次始まる予定とのこと。
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※「7Nan」さん、情報提供ありがとうございました!(情報提供はこちら)