JR西日本が9月30日の営業をもってICOCAエリア内の普通回数乗車券の発売を終了すると発表しました。
普通回数乗車券は運賃10枚分の金額で11枚綴りの切符が購入できるのが特徴ですが、ICカードの普及率の高まりなどを受け、廃止することになったようです。
一部の普通回数乗車券(身体障害者用、新幹線経由やJR他社とまたがる区間などを除く)は発売を継続するものの、回数乗車券の有効期限は発売から3ヶ月間なので、多くの乗客が利用できるのは年内までとなりそうです。
普通回数券の発売終了に合わせて、10月1日からICOCAポイントサービス(利用回数ポイント)のポイント還元率が15%に拡大されます。
<ポイントサービス>
・概要:ICOCAエリアで1ヶ月間(1日〜末日)に同一乗車運賃の区間の利用が11回以上あった場合に、11回目以降の利用1回ごとにICOCAポイントが貯まるサービス
・拡大後の還元率:15%(9月30日までは10%)
・備考:PiTaPa割引サービス(利用回数割引)も運賃の10%から15%に割引率を拡大
ポイント還元率の拡大により、これまでのICOCAポイントサービスや普通回数乗車券よりもお得に利用できるとのこと。
詳しく知りたい方は、JR西日本の報道発表資料(pdfファイル、3月31日発表)をご覧ください。
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※「7Nan」さん、情報提供ありがとうございました!