9月の秋場所で無敗の全勝優勝を果たした大関・豪栄道関が、11月の九州場所4日目を4勝0敗の好成績で終えたことが分かりました。
この日の豪栄道関は小結・御嶽海関戦で相手に先に回り込まれながらも、得意の右を差して前に出る戦術を繰り出し、寄り切りで勝利。
優勝すれば綱取り(横綱への昇進)が狙える今場所で、幸先の良いスタート(大関で唯一の4連勝)を決めました。
この連勝記録は無敗の秋場所から続いていて、勢いは衰え知らずです。会場でも「豪栄道コール」が巻き起こるなど、横綱をしのぐほどの注目度があるようです。
豪栄道関は大関に昇進して以降、角番(次の場所で負け越すと番付が下がる状態)や8勝7敗の成績が多く、「8勝大関」などと揶揄されていましたが、そんな声をかき消すような活躍です。
秋場所で優勝した際に本人も「次の場所が重要」と話していた通り、5日目以降の活躍が期待されます。
【関連リンク】
・大関昇進確定/ 大関に昇進(2014年7月)
・豪栄道が初場所を初勝利 / 春場所が開幕(2014年1月、3月)
・境川部屋の朝稽古(2015年、2016年、2017年)
〈2016年の秋場所〉
・11連勝 / 13連勝 / 優勝 / 全勝 / パレードの実施が決定 / 感動大阪大賞を受賞 / 優勝パレード