芥川賞作家として活躍するお笑い芸人・又吉直樹さん(ピースのボケ担当、寝屋川市出身)の同名小説を映画化した「劇場」が7月17日(金)、公開されました。
「劇場」は、又吉さんが2015年の火花(第153回芥川賞を受賞)に続いて2017年に発表した自身2作目の作品で、大阪から上京した無名の劇団員(主人公:永田)が青森から上京した女優志望の沙希と繰り広げる恋愛小説です。
※資料写真(写真右が又吉さん)
永田が沙希をナンパする形で交際がスタートし、お金のない永田は沙希の家に転がり込む(公式ホームページのSTORYを要約)わけですが、その物語が「かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説」として話題になり、映画化が実現したようです。
映画で主演の永田を務めるのは、「デスノート」(L役、2015年)や「キングダム」(主演・信役、2019年)でも活躍した山﨑賢人さん。ヒロインの沙希は「水族館ガール」(主演・嶋由香役、2016年)や「万引き家族」(主演・柴田亜紀役、2018年)などに出演した経験がある松岡茉優さんです。
〈主な出演者〉
・永田:山﨑賢人(wikipedia)
・沙希:松岡茉優(wikipedia)
・野原:寛一郎(wikipedia ※佐藤浩市の息子)
・青山:伊藤沙莉(wikipedia)
・上川周作
・大友律
・小峰:井口理(wikipedia)
・三浦誠己
・田所:浅香航大(wikipedia)
その他の共演者もなかなかの豪華キャストが名を連ねているのが分かります。
本作の公開は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3か月延期された経緯があり、娯楽の少ない生活を強いられていたファンにとっては待望のニュースではないでしょうか。
映画館での公開と同時に「Amazon Prime」の配信も始まっているので、3密を避けながら映画を楽しむことができますね。
関心のある方は、要チェックです。
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