寝屋川市を震度5強(最大震度は高槻市や枚方市などの6弱)の揺れが襲った大阪府北部地震の発生から6月18日(木)で2年が経過しました。
※2018年6月19日撮影
2020年に入ってから新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るっていますが、2018年の大阪府は約2か月間に地震と台風(21号:同年9月4日)が直撃する災害の当たり年でした。
2年前の今日を振り返ると、地震が朝の通勤ラッシュの時間帯(午前7時58分)に発生し、交通機関に大きな影響が出たのを思い出します。(京阪が運転を再開したのは14時ごろのことでした。)
※地震発生直後(ホーム上に避難)
寝屋川市内の負傷者は数人に留まりましたが、各地で家屋が損壊するなどの被害が生じました。
市立総合センター(池田西町)では、地震で一部の階(図書館や講堂)の天井が破損。「再度地震が発生した際にアスベストが飛散して施設の機能が維持できなくなる恐れがある」として、現在も休館状態が続いています。
※2019年3月に撮影
また高槻市の小学校でブロック塀の倒壊による死亡事故が起きたのを受け、寝屋川市内各地で基準を満たさないブロック塀の撤去が行われたのも印象深いです。
・ビフォー(西小学校)
※2018年10月撮影
・アフター(西小学校)
※2018年11月撮影
地震の発生から丸2年が経過しましたが、だんだんと記憶が薄れてきている部分もあるのではないかと思います。
災害は忘れたころにやってきます。いざという時のために、日ごろから災害に対する備えをしておきたいものですね。
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