寝屋川市は新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を組織的に迅速かつ的確に行うため、健康部新型コロナウイルス感染症対策室に「新型コロナウイルス感染症ワクチン接種実施本部」を2月8日(月)、設置しました。
これまでワクチン接種実現に向けた業務(システム改修やコールセンター業務等の準備)は新型コロナウイルス感染症対策室(2020年8月30日に設置)が行ってきましたが、専門部署の設置により組織体制の強化が図られた形です。
寝屋川市の報道発表資料によると、実施本部の位置づけは以下の通りです。
〈健康部(保健所)の組織図〉
(1)保健総務課
(2)保健衛生課
(3)保健予防課
(4)健康づくり推進課
(5)新型コロナウイルス感染症対策室
・ワクチン接種実施本部
〈ワクチン接種実施本部の組織図〉
・情報システムチーム
・ワクチン接種推進チーム
・契約管理
・人事管理チーム
業務内容は医療機関との調整や接種に係る通知、接種会場の運営などワクチン接種に関することで、13人体制(兼務を含む)でスタートしました。
(1)設置日:2021年(令和3年)2月8日(月)
(2)体制(13人)
・理事級:1人・部長級:1人
・次長級:3人
・課長級以下:8人
2月8日(月)には広瀬慶輔市長が担当職員に対して任命書の交付式を行った模様です。
寝屋川市では、これまでにお伝えした通りドライブスルー方式のPCR検査所の設置や自宅でPCR検査が受けられる「デリバリー型PCR検査」、介護従事者への「無償PCR検査」など、様々なコロナ対策を行っています。
ワクチン接種の実現は有効なコロナ対策として期待されているだけに、組織体制が強化されたのは評価できそうですね。
【関連記事】新型コロナウイルス関連の記事
・寝屋川市がドライブスルー方式のPCR検査所の設置を発表。予算を議会に提案へ(2020年5月)
・寝屋川市が自宅でPCR検査を受けられる「デリバリー型PCR検査」などの4つの施策を新たに始めると発表。独自のコロナ対策(2020年12月)
・介護従事者への「無償PCR検査」が開始(2021年2月)