5月市議会臨時会(5月12〜14日)で可決された新型コロナウイルス対策として、寝屋川市が飲食店勤務者等を緊急雇用する制度が始まっています。
営業時間の短縮を余儀なくされている飲食店等の従業員を寝屋川市の会計年度任用職員として有期雇用するもので、6月11日(金)時点で6人が採用され、既に働き始めている人もいるそうです。
制度の概要は、以下の通りです。
<対象者>
飲食店を始めとする市内事業所の従業員で、時短営業等によって収入が減少した人を中心に18人程度採用予定。<業務内容>
寝屋川市保健所(新型コロナウイルス感染症対策室)の庶務・広報や、患者に係る文書受理・作成に関する事務、健康管理など<任用期間>
(採用予定者の希望や職場の状況等により)最長で2022年3月31日まで<予算額>
約3945万円(会計年度任用職員人件費(18人×10.5か月分))
会計年度任用職員(一会計年度を超えない範囲で任用される職員)はコロナの影響により、勤務していた飲食店等で勤務できなくなった人を中心に採用。飲食店との兼業も認められています。
6月15日(火)に産業振興センターでミニ面接会が行われる予定ですが、既に予約枠が全て埋まるなど応募は好調とのこと。
雇用の確保とコロナ関係の業務の推進に繋がる寝屋川市独自のコロナ対策と言えそうです。
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