寝屋川市の5月市議会臨時会(5月12〜14日)で新型コロナウイルスに関する新しい対応策の予算が可決されました。
寝屋川市の独自策を行うために約1億8000万円を計上しています。
寝屋川市の発表によると、新しい施策の概要は以下の通りです。
ワクチン接種に協力する医師・薬剤師等に支援金を交付
ワクチンの集団接種に協力した医師、薬剤師や個別接種に協力した医療機関に対して、協力支援金が交付される制度です。
支援金の予算額は集団接種が約4003万円、個別接種は約5000万円を予定しているとのこと。
産業支援 飲食店従業員等の雇用を維持-会計年度任用職員として18人雇用-
営業時間の短縮を余儀なくされている飲食店等の従業員が寝屋川市の会計年度任用職員として有期雇用される制度です。
<対象者>
飲食店を始めとする市内事業所の従業員で、時短営業等によって収入が減少した人を中心に採用予定。<業務内容>
新型コロナウイルス感染症対策室の庶務・広報や、患者に係る文書受理・作成に関する事務など<予算額>
約3945万円(会計年度任用職員人件費(18人×10.5か月分))
経済的に厳しい大学生等を支援 -1人当たり5万円を給付-
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、特に経済的に厳しい状況にあることが見込まれる住民税非課税世帯の大学生等に対し、市独自の給付金が支給される制度です。
<対象者>
本市に住民登録がある大学生等(専門学生や短大生なども含む)または保護者等であり、学生本人と保護者等の世帯全員が令和3年度住民税非課税者であるもの<給付金額>
1人当たり5万円<申請受付開始日>
2021年6月1日(予定)<予算額>
約5510万円(補助金(5万円×1100 人)、郵便料等)
児童・生徒に生理用品を配布 -子どもの安心した学校生活を守る-
コロナ禍等による経済的な困窮などの理由で生理用品を用意できない児童・生徒に対して、生理用品を配布するというものです。
<対象者>
市立小中学校の児童・生徒<配布時期・方法(予定)>
2021年7月から、各校の保健室で配布<予算額>
116万9千円(生理用品(36校×100 パック)、小分け袋消耗品費)
これらの制度の対象になりそうな方は、活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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