【コロナ対策】シルバー世代へのワクチン接種が4/20より開始。以降、優先度に応じて順次接種する「寝屋川モデル」体制を公開

寝屋川市は、高齢者施設入所者へのワクチン接種を4/20より開始するとともに、優先度に応じて接種時期を案内することで混乱解消を図る市独自の接種体制「寝屋川モデル」を発表しました。

寝屋川市企画三課提供

本施策の内容は、接種該当者の年齢や基礎疾患の有無などにより振り分けられた「国の指標」を元に、更に細分化した『市独自』の基準を設けることで市民の混乱解消や、市民それぞれが「自分の接種時期が把握できる」ことによる不安解消を図るものです。

具体的には、「特別養護老人ホーム」など重症化リスク・クラスター率の高い高齢者施設に入所している人を最優先とし、以降も『施設の種別ごと』に接種順位を設定し、『保育士・教員』など子どもへの感染を広げる可能性のある人の優先順位を引き上げます。

■ワクチン接種についての詳細(接種対象者別スケジュール)

■接種開始日:4月20日(火) ※該当者には4月12日より接種券を順次発送
▼施設入所者
・接種対象施設 ※優先度が高い順に記載 ※市独自の基準
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、障害者入所施設、介護療養型医療施設、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅
・上記対象施設の入居者への接種時期
4月19日の週/4月26日の週/5月3日の週/以降順次〜

▼施設入所者以外の人への接種券発送スケジュール(予定)
・上記以外の65歳以上の人:5月下旬より
・基礎疾患を有する人(高齢者以外):7月中旬より
・高齢者施設などの従事者:8月初旬より
・保育士・教員・留守家庭指導員など:8月初旬より ※市独自の基準
・60歳〜64歳の人:9月上旬より ※1
・上記以外の人:9月上旬以降〜 ※1

※1 これらの対象者は、その時のワクチン供給量に応じて原則1歳ごとに摂取する順位を定め、順番に接種券を送付

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寝屋川市企画三課提供

これらは「施設・子どもの命を最優先に守る」という国基準に基づいた上で、市として更に一歩踏み込んだ施策のようです。

■接種の流れ

・接種券が届く
・予約する ※摂取方法を下記の2パターンから選択できます
 ▶個別接種:かかりつけ医など各医療機関に相談(接種券が届いてから)
 ▶集団接種:公共施設などの各地区の会場で接種するため専用のコールセンターもしくはwebで予約
・接種

■接種会場(予定)
・東コミュニティセンター学び館:東小学校、中央小学校、明和小学校、梅が丘小学校の校区が対象
・市立保健福祉センター:池田小学校、桜小学校、西小学校、点野小学校の校区が対象
・西北コミュニティセンター:北小学校、田井小学校、木屋小学校、石津小学校の校区が対象
・西南コミュニティセンター:神田小学校、和光小学校、成美小学校、啓明小学校の校区が対象
・東北コミュニティセンター:第五小学校、国松緑丘小学校、三井小学校、宇谷小学校の校区が対象
・市民体育館・イオンモール四條畷:南小学校、堀溝小学校、木田小学校、楠根小学校の校区が対象

※集団接種会場は地域ごとに設定しているが、住んでいる地域に関わらず、原則どこの会場でも接種可能
※個別接種希望者は各校区内にある対象の医療機関で接種

寝屋川市によると、当初の想定よりもワクチンの供給量が不安定な中で、国からのワクチン供給量を示すとともに接種対象者やスケジュールを明確にすることで、「いつどこで受けられるのか」「ワクチンはどれくらいあるのか」などの市民の不安を解消する狙いがあるそう。

また接種券を細分化して発送することで、問い合わせの分散など対応混乱の防止も見込んでいるとのことです。

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