4月7日(水)22時から放送される「クローズアップ現代+」(NHK総合)という番組で、寝屋川市の小・中学校で行われているオンライン授業に関する取り組みが紹介されることが分かりました。
「クローズアップ現代+」(公式ホームページ)は毎週火曜日~木曜日に社会的なテーマを設定して専門家や関係者などの取材結果を伝える報道番組です。
〈過去に放送されたテーマの例〉
・プラスチックごみ リサイクルをどう進める?(2021年2月16日)
・変異ウイルス拡大”第4波”にどう備えるか(2021年3月30日)
・”リコール不正署名問題”の深層(2021年3月18日)
出典:これまでの放送
4月7日(水)の放送テーマは「学びを“奪われた”1年『自主休校』の子どもたち」です。公式ホームページの放送予告によると、一度でも自主休校した児童・生徒は全国に7000人以上いるにも関わらず、学校にリモートでの授業参加を求めても断られる例が多いことについて掘り下げるみたいです。
公式Twitterで寝屋川市の事例が紹介されると告知されています。
寝屋川市立小・中学校で行われている「授業のライブ配信」は、2020年6月からコロナ対策の一環として始まった制度です。
教室に直接行かなくてもオンラインで授業を受けることで出席扱いとする「選択登校制」の導入のため始まりましたが、同年8月には不登校や長期入院の児童・生徒にも拡大した経緯があります。
寝屋川市のライブ配信は配布されたタブレット端末(データ通信用のSIMカードを挿入)でインターネット環境がない家庭でも視聴できるのが特徴です。
このような取り組みが「自主休校している子ども達の学びを守っている事例」として紹介される可能性が高そうです。
放送ギリギリの告知となって申し訳ありませんが、放送後1週間は見逃し配信で視聴できます。関心のある方は要チェックです。
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