新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、寝屋川市が市立中学校に通う中学3年生に市の独自策「選択登校制」「授業のライブ配信」の活用を推奨しています。
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の市中感染により新規感染者数が急増する中、大阪府がまん延防止措置の適用を国に要請する方針であることなどから、受験生の感染防止策として1月21日(金)に通知したものです。
〈寝屋川市の新型コロナウイルスの新規感染者数〉
・1月20日:123人
・1月19日:151人
・1月18日:116人
・1月17日:71人
・1月16日:102人
・1月15日:105人
・1月14日:81人
・1月13日:77人
・1月12日:55人
・1月11日:27人
・1月10日:12人
〈3学期の感染者数〉(1月7日〜21日正午)
・ 児童・生徒:約140人
・ 教職員:5人
寝屋川市によると、市立学校園でも感染が急増していて、今後高校受験を控える生徒の感染が懸念されるのだとか。
受験生だけでなく、その兄弟姉妹にも選択登校制と授業のライブ配信の活用を推奨(要請ではない)するとのこと。
〈選択登校制〉
感染への不安で登校を控える場合などに、児童・生徒が登校or自宅学習を選択できる制度。自宅学習を選んだ場合はオンラインで「授業のライブ配信」を受講可能。
〈授業のライブ配信〉
教室に直接行かなくてもオンラインで授業を受けることで出席扱いとする制度。
選択登校制と授業のライブ配信は2020年6月に開始された寝屋川市独自の制度です。タブレット端末を活用することで、自宅にいながら授業を受けることができます。
受験生やその兄弟は活用を検討すると良さそうですね。
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