地元・寝屋川市を舞台にした小説「寝屋川アビゲイル」(講談社タイガ)が7月22日(水)、発売されました。
大阪府出身のホラー作家・最東対地さん(「夜葬」で第23回日本ホラー小説大賞読者賞受賞)の作品で、「ボケとツッコミと恐怖」「新感覚ナニワホラー」がうたい文句です。
未来屋書店イオン四條畷店さんにやってまいりました!見てくださいこのしゅごい大展開!!
地元最高!地元LOVEやろ?寝屋川アップ!(イオン四條畷は半分寝屋川)
いっぱいサイン本を作りました。さらにサプライズキャンペーンも…?
お近くの方は是非お立ち寄りくださいー!#未来屋書店#イオン四條畷 pic.twitter.com/b2dW8eLO9E— 最東対地@7/22寝屋川アビゲイル (@31tota1) July 24, 2020
実際に購入して読んでみると、以下のような描写から物語が始まります。
・私(主人公)は新進気鋭のアイドルグループの一員
・大阪公演の前に寝屋川市を訪れた
・寝屋川市駅の構内にはパン屋の「神戸屋」がある
・駅を出て交番の横を通り「桜夢庵」に到着。そこで待ち合わせ
・ベル大利商店街は閉店も少なく賑わっている印象
・アドバンスねやがわ2号館の向かい側にあるパチンコ店「ADC」で待ち合わせ
冒頭から寝屋川市内に実在するお店の名前が多く登場し、地元心がくすぐられます。
呪われたトップアイドルの主人公が救いを求めて会ったのは、パチンコに明け暮れる「アビー」と口の悪すぎる「ゲイル」の変人霊能力者コンビです。
登場人物同士の会話はギャグ的要素が詰め込まれていますが、遭遇する事件はなかなかのホラーものであるのが読み進めてみて分かります。
詳細はネタバレになるので伏せますが、タイトルに寝屋川が含まれているだけでなく、読み応えのある作品なので、関心のある方はぜひ。
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