太陽の一部が月の影に隠れる日食が1月6日(日曜日)の午前中に起きる模様です。
※資料写真(日食の写真がないので、成田山不動尊で撮影した夕焼けの画像を掲載しています。汗)
日食(wikipedia)とは、地球と太陽の間を月が横切り太陽が隠れて見える現象のことで、一般的に全てが隠れて見えるのを皆既日食、一部の場合を部分日食と呼んでいます。
今回日本各地で見られるのは20~40%程度(東に行くほど比率が大きい)が欠ける部分日食で、2016年3月の部分日食以来3年ぶり。(更にその前は2012年5月の金環日食でした。)
1月6日に大阪府で部分日食が観測できる時間帯は、以下のように予想されています。
①8時41分ごろ:食の始まり
②9時57分ごろ:食の最大
③11時23分ごろ:食の終わり
日食が始まるのは、午前8時41分ごろ。その後1時間以上かけて部分食が拡大し、9時57分ごろには部分食の割合が最大の30%程度に達する(全体の30%ほどが欠けて見える)見込みです。
当日の見え方(札幌、東京、福岡の場合)をシミュレーションすると、こんな感じ。↓
太陽の上部が欠け始め、時間の経過とともに部分食が左に移動していく様子が見て取れますね。月の移動が目に見えて分かるようで興味深いです。
部分日食について詳しく知りたい方は、国立天文台の公式ホームページをご覧いただきたいのですが…、
LINK:国立天文台 公式ホームページ
気になる1月6日(日)の寝屋川市の天気は、曇りのち晴れの予報になっています。その中でも午前中は雲が出やすい(曇りの天気予報になっている)ようです。
ハッキリ見える好条件ではありませんが、複数回観測すれば雲ごしや雲の隙間から太陽が見える瞬間がありそうですね。
今回の日食を逃すと、次に見られるのは2019年12月26日になるとのこと。(年に2回も見られるのは27年ぶりだそうです。日食を観測する際は専用のグラスを使うなど安全面にご注意ください。)
天体観測に関心のある方は、お見逃しなく!
【関連項目】天体観測に関する記事
・皆既月食(2014年10月、2015年4月、2018年1月)
・部分日食(2016年3月)、火星が地球に接近(2016年6月)