昼夜の寒暖差が大きくなり、秋が深まりつつありますね。過ぎ去った夏の天候状況によって明らかになるのが、翌年の花粉飛散量です。
一般的に花粉の花芽は夏に生育するとされ、毎年秋になると来春の飛散量に関する予報が出されます。
日本気象協会が発表した2016年予測の第1報(10月7日情報)によると、大阪府では飛散量が前年比の2倍近くに達します。
※出典:日本気象協会(http://www.tenki.jp/pollen/expectation.html)
これは前年(2015年春)の飛散量が少なかったため相対的に多くなるのが原因で、例年(過去10年の平均値)比では並み(90~110%)になるそうです。
「今年の春は花粉がそんなに少なかったかな…?」と思い返すと記憶があいまいなのですが、「2014年8月は梅雨みたいに雨が多い天気だった」という話題は何度も記事にしていました。
今年の夏も日照時間はそれほど多いわけではなく、それが平年並みと予測されている根拠のようです。
また、花粉が飛び始める時期はその時の気温に左右されるため、来年にならないと分からないのだとか。(一般的にスギ花粉のピークが3月上旬~中旬、ヒノキ花粉が4月上旬と言われます。)
こういう情報を発信すると、「まだ冬にもなっていないのに…」というお叱りを受けそうですが、花粉症がひどい筆者にとっては、かなりの関心事です(笑)
「今年の冬は寒いのか?」についても、判明次第お伝えしたいと思います!
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