筆者はこれまでに色々な地域の夏祭りを取材してきましたが、盆踊りが始まると必ず流れると言っても過言ではないほど市内に浸透しています。
一体どんな経緯で生まれた曲なのでしょうか?今回の記事では、その謎に迫りたいと思います!
「新寝屋川音頭」の歴史をひも解くと、1978年にまで遡ることができます。その頃の寝屋川市は1960年ごろから続いた人口増加で市民の入れ替わりが激しく、1年で人口の数分の1が入れ替わるほどでした。
※筆者作成(詳しくは2013年8月の記事を参照)
そこで当時の市長が市民の連帯感を高める目的で「寝屋川まつり」の実施を提案したそうです。
新寝屋川音頭は、その際に寝屋川まつり実行委員会が市民に歌詞を募集して制作しました。つまり、「寝屋川まつり」とセットで作られた曲なのです。
盆踊りの音源として寝屋川市全域で普及しているのは、CDの販売を行っているため。
歌詞は4番まであり、「人に聞かれりゃ日本一と胸を張ります」や「住めば都の寝屋川市」といった郷土愛が盛りだくさん。
40年近くにわたって、寝屋川市民の間で親しまれています。
そんな新寝屋川音頭を制作するきっかけとなった第38回寝屋川まつりは8月29日(土曜日)、30日(日曜日)に行われる予定です。
寝屋川市最大級のお祭りが行われるのが、今から楽しみですね。
【関連記事】
・寝屋川市の夏祭りカレンダー2015
・世界で一番ナウい寝屋川音頭(2014年4月)