方言に関する質問で出身地を特定するという「出身地鑑定!!方言チャート」がちょっとした話題になっています。
LINK:出身地鑑定!方言チャート
「方言チャート」は東京女子大学篠崎ゼミとジャパンナレッジが共同開発したサイトで、質問文に出てくる方言に対し、その言葉を使う場合は「はい」を、使わない場合は「いいえ」を選択するというもの。
47都道府県を100のエリアに細分化して分析するらしいのですが、質問に答えるだけで自分の出身地(3~4歳から13~14歳に生活していた地域のことを言う)がバレてしまうのだと言います。
数百万人もの人が挑戦し、実際に利用者からは「当たる!」という声がチラホラ。
本当に正しい出身地は鑑定されるのでしょうか…?やってみました。 まずはサイトにアクセス。トップページに「鑑定を開始する」というボタンがあり、そこから簡単に始めることができます。
鑑定を始めると、最初はこの様な質問が出てきました。
※方言チャートから引用
筆者の答えは「イエス」。正確には「おらへん」と言うことの方が多いかも。
3番目ぐらいの質問がこちら。「ケッタ」って、確か名古屋弁ですよね…?
※方言チャートから引用
名古屋の人と思われてるのかな…?本当に正しい出身地を鑑定できるのでしょうか。
…と思っていたら、徐々に関西に関する質問が増えてきました。ラ、ランリュックなんて、懐かしい…。
※方言チャートから引用
「月極駐車場のことをモータープールと言うことがありますか?」なんて質問も。なかなか質問がマニアックです(笑)
どうやら「前の質問でどう答えたか?」によって次に出す質問を決め、徐々に地域を絞っていっている感じがします。
結果がこちら。「あなたの出身地は京都府ですね?」
※方言チャートから引用
はい、当たりです!
筆者は京都府の中でも割と大阪府寄りの所で生まれたのですが、どうやって京都府と鑑定したのでしょうか。 けっこう精度は高いようです。
開発に当たっては、直接その地域に住む人に確認を取るなど徹底的な調査が行われたらしいです。
寝屋川市で生まれ育った「生粋の寝屋川人」の方は、ちゃんと大阪府と鑑定されるのか気になるところですね。
なかなか面白いので、関心のある方は試してみてください。