「おおさか東線」の建設工事に伴い、並行するJR片町線(学研都市線)の一部列車が7月18日(土曜日)に運休します。
※ポスターを撮影
片町線(京橋~放出駅)では運休を伴う線路切り替え工事が過去2回行われていますが、今回運休する列車は深夜の京橋駅方面行き2本と少なめです。(京橋⇒放出方面は通常通り運行。)
※告知ポスターから引用
該当列車(放出駅24時19分発と24時37分発の2本)が放出駅に到着すると運転を打ち切られ、代行輸送(バス・タクシー)への乗り継ぎが行われます。(代行輸送について詳しく知りたい方は、JR西日本の報道発表資料からご覧ください。)
※告知ポスターから引用
2019年に全線開業を予定している「おおさか東線」の建設状況は、一体どうなっているのでしょうか。片町線と並行する区間(放出駅~京橋駅)の様子を見てきたので、お伝えします。
放出駅を発車します。真ん中に2本あるおおさか東線用の線路が途切れ、両端の2本になります。
一番左の線路が京橋方面行きです。2回目の運休(5月16日)中に、真ん中の線路(木津方面行きの線路)が右端に切り替えられたようです。
放出~鴫野駅間で、左2本が片町線、右2本がおおさか東線へと立体交差する予定です。先程はそのための高架橋だったのだと思います。
少し行くと、1回目の運休(3月28日)で切り替えられた部分に差し掛かります。
鴫野駅に到着です。京橋方面行きは、1回目の運休で新しいホームに切り替えられています。
木津方面行きのホームから眺めると、こんな感じ。京橋方面行きは真ん中のホームから右端のホームに移動しました。(真ん中のホームは現在使用を中止し、改良工事中。)
鴫野駅を出ると、小学校前で「おおさか東線」は右側へ分岐していく予定です。
すごくマニアックな記事になってしまいましたが(汗)、普段JRを利用されている方にとっては「こんな工事が行われているのか~」という感じで興味深いのではないでしょうか。
切り替え工事は今後も複数回行われるとみられ、運休を伴う可能性があります。
実際に開業するのが今から待ち遠しいですね。
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