香里ヌヴェール学院の食堂などが「第2回ねやがわ建築賞」を受賞してる

優れたデザイン性や良好な居住環境を有する建築物を表彰する「第2回ねやがわ建築賞」の授賞式が2月4日に行われました。

「ねやがわ建築賞」は、市制施行70周年記念事業として2021年度に初めて創設された賞で、新たなまちの魅力の発見やイメージアップなどにつなげる狙いがあるもの。

第2回目の今回は「住宅部門」で5件、「一般建築部門」で2件の応募があり、審査の結果5件が受賞作品として選ばれました。

市長賞

最優秀の市長賞に選ばれたのは、住宅部門の「寝屋川の家」。建物が密集した狭小地にも関わらず、建物の配置や空間の確保に優れた独創的なデザインが採用されるとともに、快適性も備わっていることなどが評価されたようです。

建築主の方は「2人目の子どもが生まれても居心地の良い家になると思います」と設計に満足されている様子でした。

式典では建築主に賞状、受賞記念品及び目録(10万円)、設計者に賞状が贈呈されました。

特別賞

2部門の中から特別賞に選ばれたのは、住宅部門の「焼杉の家」です。中庭が真ん中にある四角いドーナツ構造が特徴で、隣地への配慮も行われていることなどが評価されたようです。

建築主に賞状、受賞記念品及び目録(3万円)、設計者に賞状を贈呈されました。

優秀賞

優秀賞として住宅部門から1物件、一般建築部門から2物件選ばれました。

住宅部門から選ばれた「HouseT-立体的に繋がる家-」は、ロフトや吹き抜けを多用した構造が特徴の家です。設計者の方は「建築から年数が経ってもほぼ手が加えられておらず、建築当時小さかった子どもも大きくなるなど、子どもの成長が見られるのも設計者冥利に尽きる」ということでした。

一般建築部門から選ばれた「香里ヌヴェール学院 食堂計画」は、共学化による生徒数増などを考慮して、かつての雨天体操場を改装したもの。

かつての雨天体操場は配管がむき出しになるなど、設計当初の良さが失われつつありましたが、改装によりナラの床が復活。ヒノキの丸太柱を新たに使うなど、改装前の良さを活かしつつ生まれ変わった点などが評価されたようです。

一般建築部門から選ばれた「SANPA食堂 -街とつながる、人とつながる-」は、狭い路地に面した飲食店です。前面をガラス張りにすることにより『街とつながる』だけでなく、カウンター席をテーブル席と同じぐらいの高さにするなど『人とつながる』設計なのも評価された模様です。

まとめ

広瀬市長によると、「寝屋川市は人口急増期に転入してきた世代の高齢化が進んでいて、子育て世代の転入を進める必要がある」のだとか。

「若い人を呼び込むために町全体のリノベーションを進めたい」とのこと。


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