高校生達と寝屋川の寝屋川で魚を捕まえる

高校生達と寝屋川(河川の方)で魚を捕まえてきました。

そんなわけで高校生たちとの記念写真からスタートです。

発端は最近田舎の方でアカハライモリを捕まえてきて飼い出したねやつースタッフのゆうぽん。
イモリを育てていたら、なんかエビとかを混泳させたくなったとかで、日頃からガサガサ(魚を網で捕まえる)話をしている僕すどんに相談がありました。

そこで僕をガサガサ界に引きずり込んだ、枚方高校生物飼育部にオファーをかけまして、今回の枚方高校生物飼育部と一緒に寝屋川でガサガサ!という流れです。

やっぱり地元の川に何がいるのか、気になりますよね!?(迫真)

せっかくなので生物調査をして、ゆうぽんにエビを!というのが目的です。

高校生が準備している時

枚方高校生物飼育部はこれまでにも絶滅危惧種「カワバタモロコ」の繁殖に成功してニュースになったり笑い飯の西田幸治さんとガサガサでコラボしたり、「坂上どうぶつ王国」に出演したりと北河内では一番熱い生物部(ひらつー調べ)。

ここ数年は生物飼育部に入りたいが故に枚方高校を選ぶ生徒もいたりしまして、今回来ていた高校生の中にも寝屋川市民がいましたし、ご存知の方もいるのでは!

左のオレンジがすどん。あとは高校生と顧問の三井先生

そんなわけで、寝屋川(河川)にアプローチしやすい場所として今回、幸町にある幸町公園をチョイス。

寝屋川市内と近隣の無料で水遊び・川遊びできる場所一覧でも紹介した、寝屋川市内でも1、2を争う親水な公園です。

ちなみにガサガサ時の最強装備は真ん中にいる高校生と左の三井先生が装備している胴付長靴という、簡単にいうと長靴に防水のオーバーオールが直結している装備。

そんな胴付長靴を、

真ん中左のオレンジレッドがゆうぽん

ゆうぽんがまさかの装備。

この記事への意気込みの高さが見て取れます。ネットで買ったんだって。

ガサガサ初心者のゆうぽんは、高校生にガサガサのやり方を教わります。

めっちゃ簡単に言いますと、その辺を泳いでる魚を狙うのではなく、草の影等で休んでいる魚をロックオン。川下に網を置いて、川上から足で魚を追い込んで網に入れる、みたいな流れ。

実はこの前日、練習がてらまた別の記事でガサガサの練習をしてきたゆうぽんでしたが、前日は全然とれなかったのに、この日は指導のおかげもあってか、結構エビが採れていました。

これは生徒がとったヌマエビとザリガニ。ヌマエビはだいたいミナミヌマエビですが、他のヌマエビとの雑種等もありうるんだって。たまにキレイな色のヌマエビもいて、これは赤いヌマエビです。キレイ!

とった生物はケースに入れて観察したり。生徒が本を持ってきていて、解説もバッチリでした!

そして何か採れたっぽいので、生徒の方に寄っていくと、

大きなオイカワが採れていました!このサイズ、ガサガサで採れる中ではかなり大きい方。

オイカワといえばホラ、どうぶつの森でも釣れる魚ですね。僕的にはどこにでもいるので、ポケモンでいうとコラッタくらいの立ち位置だと思っています。

ゆうぽんに「婚姻色がキレイで…」というと、「は?婚姻色?」って顔をしていました。婚姻色は婚姻色です(→Wikipedia)。

前の女子3人は、さっき川を上から見た時にいた、カマツカを狙ってこの先に行くということで、ジャングルっぽいエリアについていくことに。カマツカは砂に潜ったりする、顔がマヌケでかわいい魚です(わからない)。

そしたらめっちゃ深かったり、草をかきわけたりしていくものなので、ハーフパンツの僕は途中でリタイア。今どきの高校生って川辺の草むらを遠慮なく進めるんですね……(特殊事例)。

ちなみにそのジャングル地帯ですが、ここからちょっと寝屋川警察署の方に行ったところでは木が生えているそうで、市長がこの取材の10日くらい前にどうにかするって言ってました↓

そしてジャングルの先の、カマツカが見えたあたりにて、ゆうぽんも含めてガサガサを行うものの、カマツカは採れず。

ここで一旦ゆうぽんをほおっておいて、他の生徒の様子を見に行くことに。

すると可愛らしいドジョウがとれていました。ドジョウ〜お前いたんか〜!!

そしてゆうぽんたちがとれなかったカマツカもこのとおり!

ほら、顔がかわいい!(わからない)

ここまで一切触れていなかったんですが、今回の生物調査でわかったのはこのエリアはかなり外来種の宝庫だということ。網でとった魚の体感8割くらいが外来種でした。

メダカに似ている外来種のカダヤシや、アメリカザリガニが大量。かなり生態系が乱れているようでした。川幅が狭いエリアは外来種に生態系をのっとられることがよくあるんだそうです。

生物調査をしていると子供が寄ってきて、子供たちも網で魚とりを楽しんだりしていて、親水的な意味ではかなり優秀な公園なんですが、ネックはその辺でしょうか。

子供がメダカだと思ってとったカダヤシは、実は持って帰るだけでも法的にアウト。育てたりしてもダメなので、逆にここに来れば特定外来生物とは?的な教育ができる、ともいえそう。

カダヤシについて詳しくは環境省のPDFをどうぞ!

だいぶ住んでいるお魚もわかってきたため、先生にお願いをしました。

友達と2人でガサガサしている時には出すことのできない超必殺技……!

大人数で追い込んでガサるやつ!!

いやこれ、いつ見てもすごいんです。数の力。生物飼育部でも1年生になったらまず教わるとか(嘘です)

大人数でしか使えない、合体攻撃みたいなガサガサの結果……

オイカワとカマツカがたくさんとれました!

さっきは特定外来生物が…と言いましたが、まだまだ在来種もいる!そんな気持ちになってちょっと安心。

僕も寝屋川でガサガサするのははじめてだったんですが、魚種は少ないもののやっぱり魚は住んでいるんだな〜と!オイカワ、カマツカ、ドジョウ、カダヤシ、ヌマエビ、アメリカザリガニなどなど……。

ゆうぽんも無事エビを20匹くらい捕まえて、今はアカハライモリと一緒に暮らしているらしいですし(餌のつもりだったのに食べてくれなかった)、当たり前なんですが、外来種がすごいものの地元の川にも魚がいるってことを改めて実感してもらえたらこの記事は満足です!

なお川は雨がふったりしたら近づかないように!注意ですよ!

そして生物飼育部のみんなとバイバイしまして、帰路につこうとしたところ……

なんか生物飼育部のみんなが橋の上にとまって、ざわついてる!!!話を聞きに行くと、

ウシガエルがいるって話でした(笑)生物飼育部っぽい!

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