以前、ねやつーで「新潟県に『寝屋』という地名があるらしい」という記事をあげたのをご存知でしょうか。
それがこれ↓
上記の記事では地図とGoogleマップを使い紹介する内容だったんですが、やっぱり実際に寝屋ってどんな町なのか気になりますよね。
でも新潟かぁ…。ちょっと、いやかなり遠いな。
と、思いつつも、さくっと行ってきました。
新潟県。
しかも社用車でね。遠かった…!
そんなわけで、今回の記事では実際に見に行ってきた寝屋の町のようすをお届け!
まず寝屋ってどこやねんの地図↓
縮尺が広すぎてぜんぜんピンときませんが、直線距離でも寝屋川市から、寝屋がある「村上市」までは500km以上距離があります。
そして地図で見て分かる通り、村上市は新潟県といってもかなり山形県寄りの位置にあります。実際に現地でナビを見てみると、
『山形県まであと12分』って出てました。それ、もうほぼ山形だよ。
ということで、さっそくやってきました「寝屋」!
「夕映えの港町・寝屋」だって。めっちゃカッコいい。歌謡曲のタイトルでありそう。
寝屋川も便乗して「夕映えの川がある町・寝屋川」とか無理ですかね。無理か。
そんな素敵なフレーズからもわかるとおり、寝屋は基本的に港町。
「寝屋漁港」という立派な漁港がありまして、ご覧の通りずらっと漁船が並んだのどかな町。
さっそく街ブラしてみよう!ということで、まず目に入ってきたのは…
新鮮家の文字。
写っているのは同行した編集部ボスのすどん。いやぁ、絶妙な位置に立ってますね!
新家といえば寝屋川市にある地名。さっそくの寝屋川感に期待が高まります。
続いて見に行ったのがこちらの待合所。
一見なんの変哲もないように見えますが…
横から見ると、ホラ
寝屋川って書いてる。
しかも府屋ってところも大阪府寝屋川市感ある!
立て続けに寝屋川感あるポイントを発見してテンション上がってきますね!
さて、漁港の方まで降りていくと見えてくるのは、この超デッカイ岩!
「鉾立岩」というらしいです。
海の反対側には山。
山と海に囲まれたのどかな港町という感じでいいですね〜!こういうところで1週間くらいのんびりしたい。
見に行った時間帯はお昼頃だったせいか、港にはだーれもいませんでした。
港町って朝が超早いイメージがあるので、この日も漁が終わったあとだったんでしょうか。
端から端までずらっと並んだ漁船を見て回ると…
長栄寺に宝に春日に末広!
ぜんぶ寝屋川の地名じゃないですか……(震え)
やばい、ここって寝屋川かな?って思うくらいの共通点の多さ!(いいすぎ)
ホラ、菅原鮮魚店もありますよ。
寝屋川にも菅原神社がありますよね!!
めっちゃ静か。
ホント誰もいなかったんですよ。この寝屋漁港ツアーで人に遭遇したのは、この後紹介する富樫さんの集落でおじいちゃんに1人出会ったっきり。これが怖い系の映画だったら完全に異世界に迷い込む伏線ですね。
そんなわけで、お次は漁港から離れて道路沿いを探索してみることに。
のんびり道路を歩いていると、川が流れているのを発見。
これはもしや…
ねやがわ…
ではなくて勝木川でした。二級河川!寝屋川は一級河川なんで勝ちましたね。(違う)
新八幡橋っていうのも、寝屋川にも八幡って地名ありますもんね。共通点多い!
とはいえ、寝屋に流れてる川ってことは、
それってもう実質寝屋川ですよね…!(自信満々)
川辺に降りられそうだったので探索してみることに。
ここは川と海が交わる汽水域の部分で、さっき寝屋漁港で見た海に合流しています。
そんなわけでちょっと歩くと浜辺でして、流木もありました。
余談ですがすどんは弊社屈指の川遊びマスターでして、流木愛好家としてNHKにも呼ばれ、ズボンを履き忘れたままテレビに出た男です。
静か〜。
まじで静か〜。
辺りの喧騒とかが全然ないので、めっちゃ波の音が聞こえました。癒やし。
「トンネルの向こうには海」みたいな、ジブリ感あるシチュエーションも楽しめますよ!
そんなわけで、次は山沿いのほうへ。
集落って言うんでしょうか、民家が密集しているエリアがあったんですが、ここのおうちが揃いも揃ってみんな「富樫さん」。
もしかしたらワ冠の「冨樫」も混ざってたのかも知れませんが。間違い探しっぽい!
いや、ホント右を見ても左を見ても富樫の表札がかかってるんですよ。みんな親戚なの?
それも数軒とかじゃなく、すくなくても20軒以上のおうちが連なってるようなところなんです。富樫じゃなかったのは1〜2軒くらい。
そんな富樫さんの集落には『寝屋集落センター』という公民館的な建物も。
まっすぐ進むと、なにやら雰囲気満々な石段の先に鳥居が……
「ここ登んの…?」ってちょっと嫌そうな素振りのすどん。わかる。なんか色んな意味で。
でも何があるのか気になるので登っていくと…
鳥居を越えても
さらに階段が。けっこうしんどい…!
でもでも!ここからの風景がめっちゃ良かったんです。
寝屋のまちを一望!夕暮れ時にきたら海に沈む夕日がキレイなんだろうなー。「夕映えの港町」のフレーズは伊達じゃないなと。
あそこさっき通ったなーとか思いながら眺めて、今日、寝屋に来て良かったなぁとしみじみ。寝屋川からはかなり遠かったけども。
で、階段をさらに登りきった先にはトタン感ある神社。
ということで戻っていきます。
急斜の階段の下りはけっこう膝にきて、なかなかしんどいものがありました(どっちもアラサー)
階段を降りたところで羽越本線(うえつほんせん)の線路沿いを歩くと、トンネルを発見。
寝屋トンネル…?
第二京阪道路の寝屋川トンネルを彷彿とさせたところで、この旅最後の寝屋川ポイントとして締めとさせていただければと思います!
そんなわけで、サヨナラ寝屋のまち。サヨナラ新潟県。
また来るっしゃ(方言合ってる?)
新潟県って初めて行ったんですが、自然もありつつ食べ物も美味しくて良いとこでした!旅行の選択肢にもぜひぜひ。
そして、今回の記事で学んだこととして、
★寝屋は海・山・川に囲まれたのどかな漁港の町!
★寝屋は寝屋川との共通点がたくさんある!
★寝屋には富樫さんがたくさん住んでいる!
の、3つをポイントとして覚えてもらえると幸い!
なおこの記事は、北陸地方取材ツアーにいってきたうちの記事の1本!姉妹サイト横断企画となっていまして、この他にも……
★富山県で京阪電車の特急テレビカーが走っていると聞いて…車で7時間かけて乗りに行ったらめっちゃ京阪感
★「新潟の平潟はヒラガタじゃなくてヒラカタ」現地のおばあちゃんが教えてくれた
などのシリーズがあります。
車で0泊3日という鬼スケジュールで行ったので、3本合わせて楽しんでもらえると努力が報われて幸いです〜!
★おまけ★
この旅のグルメ達
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