寝屋川市駅の南西に位置する錦町の住宅街で「寝屋川市立子育てリフレッシュ館」(仮称)の建設工事が進められています。
場所は寝屋川沿いの2013年5月まで寝屋川市の教育委員会庁舎(地上2階建て、1965年竣工)があったところで、敷地面積は1530平方メートル。(寝屋川市の庁舎再編計画により、教育委員会は本町の本庁舎東館へと移転済み。)
旧庁舎の解体工事は2016年12月ごろに終了し、その後地上3階建ての建物を建設する工事が始まったようです。
2018年春の開設を目指して建設中の「子育てリフレッシュ館」(仮称)には、子供(未就学児)の遊びスペースや一時預かり機能、子育て世代包括支援センター、子育てに関するサービスの窓口などが設置される予定です。
※寝屋川市提供
寝屋川市の広報広聴課が12月20日にリリースした報道機関向けの資料を元に、各フロアを説明しましょう。
1階は天候に関わらず利用できる屋内型施設の利点を活かし、ベビースペースや子供の遊びスペースが設けられます。遊びスペースには体を使って遊ぶ遊具や自由な発想で遊ぶ玩具が用意され、1人1時間250円(子供と保護者の合計で500円。市外在住者は1人350円。)で利用できるのが特徴です。
※寝屋川市提供
※寝屋川市提供
2階には、用事ができた際など(6時間以内)にwebで予約して子供を預けることができる「一時預かり保育室」(利用は1時間単位で3歳未満が500円/時、3歳以上が400円/時)や、専門スタッフ(医師や保育士)に妊娠期から子育て期までの様々な悩みを相談できる「子育て世代包括支援センター」が設置されます。
3階のキッチンスペースを併設したセミナー室では、離乳食講座やクッキングなど子育て世代に役立つセミナーを実施することが想定されています。また子育て交流室・会議室では保護者・子供同士の交流につながるスペースになることを目指しているようです。
寝屋川市によると、このような「遊び・交流・相談」という観点から総合的に子育てを支援する施設は、京阪沿線で初の開設とのこと。
ワンコインで利用できる点も非常に有難いですし、完成するのが今から待ち遠しいですね。
【地図】
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