友呂岐緑地にある史跡「三枚板船」【寝屋川フォト】

東大利町の友呂岐緑地にある史跡、「三枚板舟(さんまいだふね)」をご紹介します。

202012三枚板舟-2

ベル大利商店街より友呂岐緑地の用水路沿いへ降りていくと、大きな舟が展示されています。
202012三枚板舟-1

場所はこちら。ちょうど東大利町公民館の裏手あたりです。

この辺りはよく通りますが、この三枚板舟の存在は最近まで知りませんでした。

寝屋川市駅からほど近い場所で、こんなに大きな舟が展示されていることに驚き!

202012三枚板舟-3

隣に設置されていた案内板。ところどころ虫食い文字のようになっていて読みづらいのですが、要するに、これは田に水を入れる用水路を通じて、農具や刈り取った稲を積んで行き来していた舟なんだそう。

なぜ「三枚板舟」と呼ぶのかというと、当時は舟底を三枚の板で張っていたことが由来しています。ちなみにこちらに展示されている舟は実際の物よりひとまわり小さく制作されたレプリカとのこと。

また、寝屋川市駅前にある船運碑にも記載があるとおり、古くから河川交通の重要な役割を果たしていた寝屋川。
202101寝屋川船運碑-4

202101寝屋川船運碑-3

河川「寝屋川」をはじめ、市内には多くの水路が今も存在しています。このような史跡をみると、かつては水運の町であったことの名残を感じますね〜!

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