9月のとある日に高宮栄町の府道21号八尾枚方線で、全長が25mにも達する「ダブル連結トラック」を見かけました。
通常の大型トラック(長さ12m)の後ろにもう1つ車両(箱の部分)がつながった形状で、ドライバー不足を解消しようと2016年に国土交通省と運送会社による実験が始まり、2018年度から本格導入されたようです。
その長さは大型トラック2台分に相当し、生で見ると圧巻でした。
通常のトレーラー(運転席のすぐ後ろでけん引)と違って、真ん中の部分が折れ曲がります。連接バスに近い感じですかね。
高速道路を使う長距離便とかだったら、1人で倍の荷物を運べそうです。でも運行ルート外?の一般道を走ろうと思えば、前に誘導車が必要みたいです。
車両はそのまま右折して国土交通省近畿運輸局大阪運輸支局の中に入っていきました。普通のナンバープレートがついていたので、車検を受けに来た感じですかね。
それにしても運転手はかなりの運転技術が求められそうですね。車庫入れや交差点を曲がるのは大変でしょうし、高速道路でも合流や車線変更が難しそう(そもそもパーキングエリアに停められる?)です。荷物を積む時は、2つの車両を切り離すのかな…?荷下ろしが大変だ!
色々と想像してしまったのですが、この手の車両はこれからもっと増えてくるのかもしれませんね。
【地図】
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