小路南町(寝屋川市南東部)で小路遺跡の現地説明会が9月26日、開催されました。
小路遺跡とは、第二京阪道路の沿線で計画中の区画整理事業に伴い行われている発掘調査で見つかった遺跡です。
水田の50cm下に、この様な古墳時代の集落遺跡が広がっているのが確認され、
そこらへんに土器の破片が散らばっているのがすごいです。(ちなみにこれ、持って帰ってはいけません。)
このままの状態で大量に出土したらしいのですが、吉備地方(岡山県南部)や東海地方で多く見つかっている土器のかけらも見つかり、これらの地域と交流があったことを伺わせるそうです。
参加者の皆さんは遺跡の中で熱心に質問してなかなか帰らない様子でした。(歴史が好きな人ばかりで、ビックリ。)
発掘調査は残りの未調査区で進められ、今年の年末まで行われる予定です。
【地図】
【関連記事】
・明和の上垣内遺跡が公開!これが府内最大級の竪穴住居跡だ!(2015年7月)