京阪寝屋川市駅前のアドバンスねやがわ1号館(イズミヤ)4階に、「寝屋川市立中央図書館」が8月5日13時、オープンしました。
もともとは池田西町の旧:寝屋川市立総合センター内にあった中央図書館ですが、大阪府北部地震(2018年6月)の影響で休館していたのを、今回イズミヤ4階に移転するかたちで装い新たに開館しました。
一般公開に先立って行われたオープニングセレモニーに参加してきました。
その時の様子はこんな感じ。↓
館内の様子も詳しくレポートします! 新生中央図書館のコンセプトは「落ち着きのある空間」。駅前の立地を活かしてさまざまな世代の人が通いやすい図書館を目指しているとのこと。
フロアマップはこんな感じ。入り口からフロア中央を横断するかたちで各エリアにアクセスできる曲がりくねった通路がひときわ目を引きます。
それがこんな感じ。
とにかくめっちゃオシャレ。
落ち着いた照明もあいまって、美術館かなにかに来たような感覚。この曲がりくねった通路は河川・寝屋川の『川』をイメージしたデザインなんだとか。
貸し出しカウンター。自動貸出機もあります。
館内はパーソナルな空間をイメージしていて、各所に閲覧空間(書架に埋め込まれた席やソファーなど)を配置しているみたい。
また、併設のカフェとして「ティコラッテlibrary」も同時オープンしています。
「ティコラッテ」は寝屋川市を中心に洋菓子の製造・販売をしているお店を多数展開しています。最近だと豊野町にオープンした「ティコラッテEaT」などが。
こちらではコーヒーやジュースなどのドリンクの他、ケーキやクッキーなどの軽食も販売しており、カフェエリアであれば飲食しながら読書してもOKなんだとか(その他のエリアでは蓋付きのドリンクのみ可)。
ちなみに館内はFree Wi-Fiも使用可能。まるでTSUTAYAに併設されたスタバ的な感じですね〜! なお、ティコラッテlibraryはテイクアウトでも利用できるみたいですよ。
電光ロゴがカッコいい。
また、今回中央図書館が開館したことに伴い、アドバンスねやがわ2号館3階にあった「寝屋川市駅前図書館」(キャレル)は、『こども図書館』としてリニューアルオープンしました。
『こども図書館』にはその名の通り、子ども向け図書や絵本、子育て系の書籍などが集められています。
「中央図書館」と『こども図書館』はいずれも寝屋川市駅前であり、アドバンス1号館と2号館はデッキで繋がっているのでどちらも行き来しやすい立地。利便性がかなり良くなったんじゃないかと!
市民はもちろんですが、市内に在学・在職している人のほか、北河内6市に在住の人でも利用することができます。
『中央図書館』は駅前で、商業施設の中で、かつカフェまで併設しているというのはかなり便利なんじゃないでしょうか! おまけに開館時間は平日が午前10時~午後9時、土日・祝日は午前10時~午後8時と仕事や学校帰りでも立ち寄りやすい時間帯に設定されています。(休館日:毎週月曜日※祝日の場合も休館)
また、市長のTwitterによると中央図書館では借りた本を「通帳」のように記帳できるシステムもあるんだとか。
8月5日にオープンする「寝屋川市立中央図書館」の“チラ見せpart2”📚
— 広瀬けいすけ 寝屋川市長 (@hirosekeisuke_) August 2, 2021
🔵借りた本を“通帳”に記帳できるようにしましたよ🙆(通帳の画像はサンプルです✨)
🔵金額も表示されるので、子どもたちも楽しみながら本を借りていただけます🍀
📚 pic.twitter.com/tVSEuK4wxg
自分が今までにどんな本を読んだのか、どれくらいの金額の本なのかが記録されていく仕組み。
たくさん本を読めば読むほど『貯金』のように知識が貯まっていくのを見ることができます。本を借りるのがめっちゃ楽しみになりそうですね〜!
【地図】
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