寝屋川市内各地にある田んぼで、春らしい綺麗なレンゲの花が咲いています。
レンゲの花は毎年農家の方が稲刈り終了後に植えているもので、レンゲの窒素が田んぼの肥料になるのに加えて、寝屋川市が進める「花咲くきれいな農空間」を創出する狙いがあるそうです。
以下の看板が設置されている期間中(4月中旬~5月初旬の3週間程度)は、なんと!田んぼ内に自由に立ち入ってレンゲの摘み取りができるのだそうです!
このような「レンゲ開放農地」は、寝屋川市内各地に昨年より多い12.6ha(16地区、60農家)に達しています。
はじめにご覧いただくのは、国道170号線(外環状線)楠根交差点の東側にある田んぼの様子です。
取材時にはちょうどレンゲの花を摘み取る親子の姿がみられました。
レンゲ開放農地が複数の田んぼにまたがる高宮地区では、4月25日(木)に寝屋川市立東小学校の2年生約100人による自然観察会が行われた模様です。
自然観察会では、児童らが寝屋川市自然を学ぶ会の先生から田んぼの花や草の種類、レンゲとミツバチの関係などの説明を受た後、田んぼの中に散らばって、田んぼの中や周りに咲いている花や草を探すビンゴを楽しんだり、レンゲの花を摘んで花飾りを作ったりして楽しんだとのことです。
府道18号線の反対側に回ると、ピンク色の花を間近で見ることができましたよ。
近頃は化学肥料の使用が一般的になってしまいましたが、子供が農地に触れ合うことができる「レンゲ開放農地」の取り組みは素敵ですね。
皆さんも近くの田んぼに咲くレンゲの花を探してみてはいかがでしょうか。
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