木星と土星が月の近くに並ぶ現象が7月下旬ごろから発生しています。
梅雨明けして晴れ間が広まる8月1日(土)夜に夜空を見上げると、月の左に木星、更にその左に土星を肉眼で確認することができました。(並び方は日によって異なります。8月2日は月の上に木星と土星が来るようです。)
地球からの距離は月(地球の衛星)、木星、土星の順に近い(惑星の並び:太陽、水星、金星、地球、火星、木星、土星…)ので、月が最も大きく見えています。木星は月と比べると圧倒的に小さく、土星は更に小さい&暗いのが分かります。
予備知識がないと星にしか見えないので、見逃している方がほとんどだと思います。
木星と土星が月の近くに並ぶ様子を簡単に見つけられるのは、7月31日(金)から8月3日(月)ごろまで。(8月8日~10日ごろには火星が月の近くに来るそうです。)
天体観測に関心がある方は夜空を見上げてみてください。
【関連項目】天体観測に関する記事
・皆既月食(2014年10月、2015年4月、2018年1月)
・部分日食(2016年3月、2019年1月、2020年6月)、火星が地球に接近(2016年6月)