下木田町(寝屋川市南部)にあるクラボウ寝屋川工場の敷地内で、先進技術センターを建設する工事が着工しました。
工事が始まったのは、寝屋川デポマート前から木田小学校前を通り、スギ薬局萱島店方面へと向かう道路沿いです。(写真左)
工場の敷地が工事用のフェンスに囲まれ、
建設されるのは研究棟などの建物(地上5階建て、高さ23m)3棟と倉庫(地上1階建て、高さ約8m)で、いずれも工場の一部として使用されます。
この場所には元々、緑色でかまぼこ型の建物がいくつかありました(2014年11月撮影)が、
解体されて更地になったという経緯があります。1月下旬の様子を見てみると、古い建物が骨組みのみの状態になっているのが見て取れますね。
クラボウ寝屋川工場は1962年に進出して以降、化成品事業部の主力工場として、硬質ウレタンフォーム(マットレスや自動車のシート、スポンジに使用)や合成木材(住宅向け内装・外装材)、精密製品(半導体関連分野)を半世紀にわたって生産してきた事業所です。
大阪本社から最も近いという理由からか、工場だけでなく技術研究所も置かれているのが特徴です。今回着工した工事は、その施設の更新(規模も大きくなるみたい)とみられます。
クラボウという通称に対し、会社の正式名称は倉敷紡績。国内に8か所の工場があり、1990年代までは枚方市駅北口にも工場がありました。
寝屋川工場内の機能が増強されるということで、引き続き寝屋川を代表する事業所としての発展を期待したいところです。
【地図】クラボウ寝屋川工場
大きな地図で見る
【関連項目】
・クラボウ公式ホームページ
※「–」さん、情報提供ありがとうございました!