10月13日(土)に寝屋川市北東部の寝屋地区で秋祭りが開催されました。
子供神輿の巡行やだんじりの展示(寝屋神社への奉納)を行う地域の伝統的な行事で、今年はだんじりの大規模改修に伴い、入魂式も同時に挙行されたのが特徴です。
子供神輿の巡行が行われたのは、午前10時~11時30分ごろ。寝屋公民館を出発し、寝屋神社までの寝屋地区を練り歩いたみたいです。
寝屋神社でだんじりの入魂式が行われたのは、11時45分ごろから。1000万円(国の補助金も活用)をかけて改修されただんじりが奉納された模様です。
19時からは寝屋神社で祭りが行われたわけですが、今回の記事ではその様子をお伝えしたいと思います!
フランクフルト100円など、値段はリーズナブル。
境内の真ん中に展示されているのが、だんじりです!(階段ではなく、第二京阪道路側の道路から搬入したと思われます。)
だんじりは「北河内型」と呼ばれる高さのある大型の「上地車」です。
だんじりの製作年代は不明ですが、飾りに使用されている提灯の箱書きに「天保2年」とあったとされ、江戸時代にさかのぼる可能性があるそうです。(寝屋川市の発表より)
彫刻も龍や鳳凰など、細部まで丁寧に彫られているのが特徴です。
神社の境内の短い距離ではありますが、実際にだんじりを曳く作業が行われました!(様々な制約から全国的に車輪の付いただんじりを公道で曳くケースは少なくなってきているようです。お昼ごろに公道で曳かれたのかどうかは未確認です、すみません!)
掛け声とともにだんじりが動き出すと、けっこうなスピードで前を通り過ぎていきました。予想外だったので写真もブレブレです(笑)
奥の方まで行くと、時間をおいてから再び展示されていた場所まで戻ってきます。
それを3往復ぐらい繰り返し、見事なだんじりの運行を見ることができましたよ。
伝統的な行事を間近で見ることができ、秋の到来を実感したひとときでした。
【地図】
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