2019年3月に香里本通町の歯科医院で歯科医の男性が刃物を持った男に襲われた事件で、元患者の男に懲役8年の実刑判決が言い渡されたことが分かりました。
※資料写真(2017年3月撮影)
9月に出た大阪地裁の判決を「ペイシェント・ハラスメントの実態」と題し、産経新聞(10月9日)が詳しく報じています。
その記事によると、以下のような流れで事件が起きたようです。
①男が歯科医院に通院して虫歯治療を受けた
②「歯の間に物が挟まるようになった」として別の治療を要求
③歯科医師が健康上の理由からその治療を拒否するも、押し切られて無償での治療を約束
④2度目の治療中に男が最初の治療はミスだったと主張
⑤歯科医師が治療拒否を宣告
⑥トラブルに発展、嫌がらせが始まる
裁判長は「身勝手な犯行」と断じ、産経新聞もペイシェントハラスメント(患者による不当な要求や暴力など)対策について紹介する形で男を非難しています。
この事件のように殺人未遂事件に発展するケースは非常にまれですが、1つの事例として詳しく取り上げられているので、事件の詳細を知りたい方はリンク元の記事をご覧ください。
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※「名無し」さん、情報提供ありがとうございました!