2017年11月に高柳の民家で乳児4人の遺体入りのバケツが見つかった事件で、大阪地方裁判所の初公判が行われたことが分かりました。
※資料写真(寝屋川警察署、2014年9月撮影)
テレビや新聞などで一斉に報道されています。
公判の内容や主張をまとめると、以下の通りです。
①被告は罪状を認めた
・4人の乳児を出産してコンクリート詰めにしたのは1992~97年(当時は池田旭町に在住)
・約20年間遺体とともに生活
・2017年11月20日に自首
②検察は懲役3年を求刑
・2017年まで継続的に死体を遺棄していたと主張
③弁護側は時効の成立を主張(死体遺棄罪の公訴時効は3年)
死体が遺棄されたのは事件発覚の約20年前ですが、その後の20年間が死体遺棄罪の構成要件に該当するかが争われているようです。
その裁判の行方は、衝撃的な事件だっただけに全国的に注目されている模様です。
【地図】寝屋川市高柳
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