交際相手の女性警官に暴行して全治1カ月の大けがをさせたとして、寝屋川警察署の巡査が傷害容疑で逮捕される事件が発生しました。
逮捕された巡査は同棲していた女性警察官の自宅で他の男性との交際を疑い、暴力をふるったとのことです。
いわゆるドメスティック・バイオレンス(DV)というやつです。容疑者は女性が他の男性とメールしていたことを疑い暴行しましたが、女性は「携帯電話のアラームを操作していただけ」と話しています。
余談になりますが、DV(ドメスティックバイオレンス)とデートDVの違いについて皆さんは違いをご存知でしょうか?
DVは主に結婚している夫婦間の家庭内暴力を指し、デートDVは同棲していない恋人間の暴力行為等を指します。
社会的にも違いが認知されているとは言えない状況で、産経新聞の記事の場合、同棲していたと書かれているにも関わらず、「デートDV」と扱われています。時事通信に関しては、単に「暴力行為」と表現されています。結婚していないカップルの場合、どちらの表現に属するかは微妙な所なのでしょうね。
今回は被害者の女性が警察官で、同僚の警察官があざに気づいたことがきっかけとなり逮捕に至りましたが、現実問題として泣き寝入りしている女性も多いかもしれません。
警察も「家庭内の事情で事件性がないから」という態度をとらず、警告を与え、悪質な場合は逮捕するなど積極的に携わっていって欲しいものです。