京阪電鉄が2017年8月から8000系(赤い2扉車)で運行している座席指定型車両「プレミアムカー」を3000系(青い3扉車)にも導入することを公式発表しました。
7月に一部の新聞で「導入の動き」が報じられていましたが、今回その詳細が明らかになった形です。
概要は、以下の通りです。※()内は8000系のプレミアムカー
・座席数:指定40席、アテンダント付き(8000系と同じ)
・扉:1扉両開き(8000系は1扉片開き)
・外観:青色(8000系は赤色)
・製造方法:新造(8000系は改造)
・編成数:6編成(8000系は10編成)
・投資額:約12億円
3000系(8両編成)の6号車に組み込まれるプレミアムカーは、新たに6両分が新造されます。8000系のプレミアムカー(下の写真)を青くしたような外観が特徴で、8000系の6号車と同等のサービス水準(リクライニング機能付きの3列シート、大型のテーブル・コンセントなど)になる見込みです。
※資料写真(ファミリーレールフェア)
発表によると、2020年度中に組み換えが完了すれば、プレミアムカーの運転本数が大幅に増加。昼間は全ての特急で利用できるようになるということです。
現在のように3000系が特急以外の種別(準急、快速急行など)でも使用されるのかは不明ですが、長距離利用客を中心に利便性が高まりそうですね。
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