毎週木曜日の23時台に放送されている「ビーバップハイヒール」というテレビ番組で、2月23日は「関西鉄道ミステリー京阪VS阪急」という内容が取り上げられたみたいです。
※2015年のファミリーレールフェア
ビーバップハイヒール(wikipedia)は、女性お笑いコンビ・ハイヒールが司会を務める深夜のバラエティ番組。様々な分野の話題を専門家を交えて紹介し、楽しみながら知識を増やせることをウリにしています。
この日は過去12年間の内容を振り返る総集編で、その一部が2010年に視聴率が16%を記録するなど好評だった「関西鉄道ミステリー」の再放送でした。
内容は、京阪電鉄の戦前~戦後にかけての歴史を扱ったものだったようです。
1つ目は、現在の阪急京都本線に関する話題でした。戦前に京阪が京都~大阪の高速化を狙って建設したものの、戦時中に行われた阪急との合併を経て、戦後の再分割時に阪急の路線となったことなどが触れられていました。
2つ目は、京阪だけがプロ野球の球団を持っていないことに関する話題でした。その中で、京阪が選抜高校野球の誘致を狙って新寝屋川球場(現在の豊野付近)を建設しようとしたものの、球場の建設と輸送力の増強(当時の京阪は2両編成だった)という両方の投資がネックになり、やむなく断念したことについて触れられていました。
いずれも2010年の放送時には、京阪沿線以外の人にも関心を持たれる興味深い内容だった模様です。放送中に寝屋川の名前も大きく取り上げられていました。
これだけ寝屋川に関係ある内容だったにも関わらず、放送前に告知できなかったのが残念です!(筆者はたまたまチャンネルを回していたら気づいたのですが、結局記事を書くことなく最後まで見入ってしまいました。)
7年前(その後再放送も何度か行われた模様)にご覧になられた方もいらっしゃるんですかね。
寝屋川市が春の高校野球やプロ野球の球団の本拠地になっていた可能性もあったことを考えると、驚くばかりです。
1人の著書に基づく放送内容でしたが、今回の放送はとても興味深い内容でした。
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