寝屋川市出身の大関・豪栄道関が東京の両国国技館で行われている秋場所で快進撃を続けていて、11日目を11勝0敗の成績で終えたことが分かりました。
※昭栄町の境川部屋
豪栄道関は秋場所を角番(その場所で負け越すと番付が下がる状態)として迎えましたが、初日から順調に白星を積み重ね、8日目の時点で早くも大関陥落の危機から脱出。その後も勝ち続けて10日目で大関昇進後2度目の2ケタ勝利を決めました。
21日(水曜日)に行われた11日目は、綱取り(大関が横綱の地位を狙うこと)を目指す大関・稀勢の里関との対決ということもあり、大いに注目されたようです。
取り組みの結果は渡し込みで勝利し、稀勢の里関(8勝3敗)の横綱昇進を遠ざけるとともに、大関昇進後初の優勝に向けて大きく前進しました。(全勝は豪栄道関のみ)
豪栄道関は2年前の大関昇進以降、辛うじて勝ち越す8勝7敗の成績が多かっただけに、今場所の好調ぶりが目につきます。
〈2014年〉
①名古屋場所:大関昇進
②秋場所:8勝7敗(千秋楽で勝ち越し)
③九州場所:5勝10敗
〈2015年〉
④初場所:8勝7敗(千秋楽で勝ち越し、角番脱出。詳しくはコチラ)
⑤春場所:8勝7敗
⑥夏場所:8勝6敗1休(13日目で勝ち越し)
⑦名古屋場所:9勝6敗
⑧秋場所:7勝8敗
⑨九州場所:8勝7敗(千秋楽で勝ち越し、角番脱出。詳しくはコチラ)
〈2016年〉
⑩初場所:4勝11敗(12日目で負け越しが決定)
⑪春場所:12勝3敗
⑫夏場所:9勝6敗
⑬名古屋場所:7勝8敗
このままの勢いで秋場所を制して欲しいものですね!
【関連記事】
・大関昇進確定 / 大関に昇進(2014年7月)
・豪栄道が初場所を初勝利 / 春場所が開幕(2014年1月、3月)
・境川部屋が寝屋川で稽古開始(2015年2月)