京阪電鉄寝屋川車両基地で毎年恒例の「ファミリーレールフェア」が10月14日(日)に開催されました。
このイベントは「鉄道の日」を記念して普段は入ることができない車両基地内が一般公開されるもので、今年も家族連れなどの多くの人で賑わいました。
ファミリーレールフェアのプログラムは、大きく分けてエントランスゾーン、工場ゾーン、車庫ゾーンの3か所に分かれています。
まずは、手前にあるエントランスゾーン付近を見ていきましょう。(今年は好天に恵まれて外を出歩きやすいです。)
3000系のカットモデルや本物の車両(機関車トーマス号)がお出迎えです。
ふれあい広場では鉄道マニア以外にもおススメの色々なグッズが販売されていました。
最初に目につくのは、電車を持ち上げて構内を移動させるクレーンです。
今年は1500系の移動でした!
場内では、人を乗せて走るミニ電車が運行されていました。実際に動くという点が子供に人気だったようです。
3年前ぐらいのファミリーレールフェアで登場した「行先表示器でスロット」も、健在です。
パタパタ動く表示器は懐かしいですが、年に1回のイベントのために捨てずに残してあるのかな…?なかなか面白いアイディアですよね~。
駅の放送が聴ける装置(くずはモールにあるやつ)や踏切スイッチ操作も好評で時間待ちを伴う行列ができていたようです。
工場の奥の方では、京阪のイメージキャラクター「おけいはん」によるトーク&クイズショーが2回行われました。
おけいはんことさんは小さいころから書道を習っていたということで、「印象に残っている仕事はありますか?」などの質問に半紙で答えていました。
子供向けのクイズは「簡単な京阪に関する質問に答えて景品が当たる&おけいはんと写真撮影」という形式だったようです。
更に奥の方では、今年も座席指定型車両「プレミアムカー」(2017年8月のダイヤ改定で登場)の実車が展示されていました。
車内で快適な3列シートを体感することができるのですが、時間待ちが長かったので諦めました…。
他にも工場内のゾーンではドアの開閉や方向幕の変更などを体験する技術的なコーナーがありました。
ブレーキがかかる理屈やスムーズにカーブが曲がれる車輪(線路の内側と外側の距離の違いに対応できるように角度がつけてある)の秘密は、特に分かりやすかったです。
その後ろには電車の台車が、たくさん並んでいました。どうやら定期検査中のようです。
続いて外の車庫ゾーンを見ていきます!
目玉は乗車した状態で洗車機の中を通り抜ける洗車体験です。
洗車機・構内ともに約10~15km/h程度で走行し、検査基地の中で折り返すという内容ですが、時間的に体験できなかったので昨年の動画を載せておきます。
1回で何百人もの人が乗り込み、乗り降りが完了次第ピストン運行される人気ぶりだったようです。
ほとんど見たことがないような車両ですが、終電が終わってから走っているのでしょうか。レールの上を走る自動車も馴染みがないですね。
入口の方に移動したところでは、2014年11月の記念乗車会で車両基地内を復活走行した「びわこ号」も展示されています。
びわこ号は車内に入ることが出来ました。
毎年お馴染みの綱引き体験も。子供の力でも何十トンもある電車が動くなんて、すごいですね~。
他にも一般の通勤車両がたくさん展示されていましたよ。
紹介したのは一部ですが、お楽しみいただけたでしょうか。長文をご覧いただき、ありがとうございました!
【地図】京阪電鉄寝屋川車両基地
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(大阪府寝屋川市木田元宮2丁目1-1)
【関連記事】
・ファミリーレールフェアの記事(2013年 / 2014年 / 2015年)
・びわこ号がついに復活!11/9の記念乗車会で車庫内を走行!復活プロジェクトもフィナーレに(2014年10月)
※「にっしー」さん、情報提供ありがとうございました!