梅が丘の田んぼで1月22日に「高倉とんど焼き」が開催されました。
「高倉とんど焼き」は、1月中旬の小正月にお正月のしめ飾りや稲わら(とんど)などを燃やして五穀豊穣・無病息災などを祈る行事。
高倉とんど保存会では2011年度から新年の干支をモチーフにした「干支とんど」を制作しています。
12回目の今回は「卯」(うさぎ)の『干支とんど』が制作され、11月から現地で展示されていました。
会場の場所はここ↓
梅が丘の讃良川沿いの田んぼです。
22日の17時前に訪れると、会場に多くの見物人の方が集まっていました。
悪天候のため開催が1週間延期されましたが、人の数は昨年より多いほど。
今年は昨年までなかった試みとして、過去3年間のミニチュア版「干支とんど」も一緒に燃やされました。
ミニチュア版の「干支とんど」は、『とんど焼き』当日に燃やすものとは別に市役所や寝屋川公園に展示するために作られたもの。
最初に燃やされたのは、2020年の干支「子」(ねずみ)です。
続いて2021年の干支「丑」(うし)、
2022年の干支「寅」(とら)も燃やされます。ミニチュア版とはいえ、なかなかの迫力でした。
2023年の干支とんど「卯」(うさぎ)は、昨年11月に行われた月見とランランの夕べでも展示されていたもの。高さは3mにも及ぶのだとか。
点火すると瞬く間に燃え広がり、竹の爆ぜる音もすごかったです。
最後に点火されたのは「大とんど」。
こちらも年男の子どもが点火すると、激しく燃え上がります。
てっぺんについたワイヤを今年の恵方の方向に引っ張って倒すと、会場からは拍手が巻き起こりました。
今年は4つのとんどが燃やされて迫力が満点でした。2023年は五穀豊穣・無病息災の1年になると良いですね。
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